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Kさんは18歳のころより生理不順が始まり、20歳の時は全く生理が来なくなり、15年間自発生理はありませんでした。その間、いろいろホルモン療法を試みましたが、ニキビが出たり湿疹が出たり、体調が悪くなるということでなかなかうまく行かず、無月経状態となっていました。結婚も決まり、生理周期を蘇らせて妊娠可能な状態にしなければとご相談に来られました。
体質的に皮膚・粘膜がもともと弱く、ニキビが出やすかったり発熱が続いて肝機能異常が起きたり、金属アレルギーが出たこともありました。この体質の根本的改善をベースに本格的に卵巣機能を蘇らせ、生理周期を整える漢方をじっくり服用して頂きました。血液検査で高プロラクチン血症であり、その治療の為の薬も併用しながら治療を続けました。そして生理が正常に戻り、すぐに妊娠となりました。時に皮膚湿疹が出たりということもありましたが、妊娠後も安胎・安産の為の漢方をずっと続けて下さいました。大きなお腹を抱えてニコニコしながらご来店くださる度に、お腹をさすりながら安産祈願を致しました。
そして予定日に、無事元気な女の子を安産にて出産です。この喜びの報告をお電話にて頂きました。おっぱいも出過ぎる程出るとのことです。落ち着いた素敵なママになられるでしょう。