吹雪に見舞われた親鸞聖人
素足に草鞋(わらじ)ばきの聖人の足から
アカギレで血が吹き出ていた
これを見て二人の弟子は深く嘆いた
そこで親鸞聖人は
“吹雪をお浄土から吹いてくる
尊い暖かい風だと思い袂にうけてみよ
そうすれば辛いものなど何一つないぞ”と
お諭しになられたそうです。