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「私は〇〇肌」とよく言いますが、肌のタイプは「皮脂の分泌量」と「皮膚面積の含水量」により、分類されます。
きめが細かく、若いときはキレイに見える肌ですが、皮脂分泌が少なく、潤いが不足、弾力が足りない。肌質も弱く、老化しやすい肌でもあります。老化に伴って、ザラツキが出、つっぱりやすく、刺激に対する抵抗力が弱く、シワが出やすくなります。
中医学では、肌に栄養の供給不足、潤い不足、エネルギーや血が不足していると考えます。
皮脂の分泌量が多い肌。顔が光っており、毛穴が大きく開き、顔から両頬にかけて赤みを帯びています。シワが出にくいのですが、ニキビが出ます。
中医学では、体内に不要の水分(湿)と熱(炎症など)がたまりやすいタイプと考えます。
部分的にカサついたり、脂っぽかったりする肌です。毛穴は大きく、顔の部分(Tゾーン)は脂性で、他の部分は乾燥肌というパターンが多いようです。
中医学では、養生の面でエネルギーや血を養うことを中心にして、熱がたまらないよう注意すべきだと考えます。
かゆみ、発赤、発疹などが出やすい肌です。
中医学では、バリア機能低下の気虚タイプが多いと考えますが、遺伝的体質の素因は無視できません。近年、敏感肌が増加する傾向にあります。
―それぞれの項目に書いたとおり、タイプによって不足しているものや、たまりやすくなっているものがあります。化粧品で補うだけでなく、からだの中からきれいな肌を作っていきませんか?お気軽にご相談ください。