掲載記事
肌のシミやくすみ、目の下のクマは、実際の年齢よりも老けた印象や、疲れている印象を人に与えてしまいます。
美容の大敵であるメラニンは、皮膚に存在する色素細胞(メラノサイト)で作られ、持続的なストレス・気分の落ち込みなど、精神的な要因や日焼けなどの炎症の後に増加し、色素沈着やシミができやすくなります。特に5月からは紫外線が強くなってきますので、日焼け対策が大切です。
また月経前や妊娠中にはシミが目立つようになり、ホルモンの変化も深く関係していることがわかります。特に女性の体はとてもデリケートなので、自分では気がつかない程度のストレスでも敏感に感じ取ります。自律神経が乱れるとホルモンバランスが崩れて、それが肌のトラブルになることが多くあり、店頭でも自律神経のバランスを調整するような漢方薬を加えて飲まれると、お肌の状態が安定される方が多いように思います。
気滞瘀血(ストレスにより気の流れや血流が悪くなる)、気虚血瘀(血を巡らせる気のパワー不足)、肝と腎(女性ホルモンに関係)の働きの低下なども原因と考えます。
美肌対策は、日常のUVケアに気を付けるのはもちろんのこと、ホルモンバランスやストレス、生活習慣(食事・睡眠・運動)などにも十分に気を配ることが重要です。メイクで隠すだけでなく、体の中と生活を整えて、真の美肌対策をしていきませんか?