山一薬局立小路店 

中国漢方で元気!

生活情報誌 月刊ぷらざ山口掲載記事

漢方でお肌を乾燥から守る

当店の漢方アドバイザーである中医師・劉伶(りゅうれい)先生による健康講座を開催しました。今回のテーマは「乾燥からお肌を守る 中国漢方養生法」。

まず先生がお話しされたのは、「日本人の皮膚病にアトピーが多いのは清潔しすぎること。洗い過ぎにより保湿機能が弱まり、乾燥し皮膚の力が弱くなっている。」ということでした。その他、紫外線、ストレス、加齢、生活習慣などをあげられました。

乾燥からお肌を守るには、まず「血を養う」ことが大切です。血虚(血が足りてない)の方は、舌・爪・唇の色が悪い、シミが多い、血色が悪い、髪の毛にツヤがない、あかぎれになりやすい等で判断できます。

血を補い、皮膚の栄養を与える漢方薬として「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」を紹介されていました。当店でもこの漢方薬で、血虚の早い改善が見られる方が多いですが、その中に入っている「当帰」は昔から美白の生薬として知られており、服用だけでなく洗顔とし使っても効果があるとのことです。

食養生として、繊維の多いもの、タンパク質は必要で、野菜、豆腐、レバーなどをおススメで、食事などの養生も大切ですが、漢方薬をうまく組み合わせることが早い改善につながると話されました。また、同時に「潤いを与える」「血の流れを良くする」ことがより効果的であるとのことでした。

恒例の薬膳料理食事会は血を補う食材の多い「豆腐のねぎ油和え」でした。作り方は当店のホームページに掲載しています。どうぞご覧になってみてください。

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