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当店の漢方アドバイザーである中医師・劉伶(りゅうれい)先生による健康講座。今回は6月に開催し、テーマは「血管力をつけて脳を守ろう」でした。
まず先生がお話しされたのは「瘀血(おけつ)」について。瘀血とは血液がドロドロで血管の力も弱まった状態のこと。瘀血の3大サインとして、「痛み(胸や関節など)」、「しこり(脳腫や皮膚の硬化など)」、「黒ずみ(皮膚や唇など)」をあげられていました。瘀血は脳血管性の認知症を引き起こす最大の原因のこと。そこで血液をきれいにし、血管力を高める漢方薬として「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」を紹介されていました。当店でもこの漢方薬を服用していただいた方々には、早い瘀血症状の改善がみられています。このほかにも、日常での食養生や適度な運動で予防することも大切です。
恒例の薬膳料理食事会は食欲の落ちる夏にもぴったりな「茄子のにんにくタレ焼き」でした。ニンニクは瘀血をとり、血液の流れを良くする効果があります。作り方は当店のホームページに掲載しています。
次回講座は8月8日(月)、テーマは「元気に暑さを乗り切ろう」。参加希望の方は事前にお電話でお申込みください(参加無料)。