掲載記事
アトピー性皮膚炎の発症・悪化原因の一つとして、「ストレス過多」があげられます。
これは成人性アトピー性皮膚炎が増加していることからも分かります。特に多いのが、学校を卒業し、就職してから発症・再発するケースです。初めて社会の荒波にもまれるストレスというのは、思っている以上に体に影響を与えている場合が多いのです。
ストレスに大きく関わっている内臓は「肝(内分泌・自律神経系)」です。「肝」は血液を健やかに保ち、各臓器の働きを調整しています。ストレスが大きいと「肝」の機能が低下して、すぐにのぼせたり、火照ったりし、体に余分な「熱」が発生します。この「熱」が症状の悪化につながります。
アトピー性皮膚炎が「治りにくい病気」とされるのは、素因(遺伝的体質)、環境(気候や食事等)、ストレス…、と様々な要因が複雑に絡み合っているからです。したがって、その複雑に絡み合った糸を丁寧に解きほぐすことが、改善の近道であると思います。
当店では、その方の体質・状態にあわせたケアをしていきます。お気軽にご相談ください。