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変形性膝関節症で悩む方が増えてきます。これは、膝関節の軟骨が磨り減り、変形する病気で、膝の痛みとこわばり感があり、歩行困難になることもあります。
間接腔内に溜まった軟骨のかけら(骨片)による刺激で炎症物質が分泌され、腫れ・熱・痛みが出るため、それを冷やそうと滑膜細胞から多量の関節液が分泌されることもあります。これがよく言う「膝に水が溜まる」という状態です。水が溜まれば抜けばいいというのではなく、なぜ水が出るかを知り、その原因を解決することが大切です。
つまり根本は、痛み止めや水を抜くことだけではなく、炎症物質そのものを分泌させないようにすることなのです。軟骨細胞を元気にして骨片を作らせないこと、できてしまった骨片は早く処理されることが大切です。
「膝が痛くて、しゃがむこともできない」と悩まれて来局された50代の女性の方は、2種類の漢方薬の服用で、元気に動けるようになられました。関節のお薬は、ヒアルロン酸やコンドロイチン、グルコサミンがよく取り上げられますが、漢方では個々の体質に合わせてそれぞれの方に必要な漢方薬を使用しますので、より効果をあげることができるかと思います。
ご相談くだされば、お一人ずつに最も適したものを考えていきたいと思いますので、お気軽にご来局ください。