山一薬局立小路店 

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生活情報誌 月刊ぷらざ山口掲載記事

膝が痛い、水が溜まる! ふとももの裏やふくらはぎが引きつり、歩きにくい

高齢化に伴い、変形性膝関節症を患う人が増えています。

これは、膝関節の軟膏が磨り減り変形する病気で、特に55歳を過ぎた女性に多く見られます。女性は男性に比べ筋力が弱い上、肥満も関係して膝に負担がかかり発症しやすいのです。

症状として膝の痛みとこわばり感、立ち上がる時や歩き出す時の痛みがあり、歩行困難になりやすくなります。関節腔内にたまった軟骨の骨片による刺激で炎症物質が分泌され、腫れや熱を持って痛みが出、それを冷やそうとして滑膜細胞から100ccもの関節液が分泌されることもあります。これがよく言う「膝に水が溜まる」という状態です。それによって患部周辺のこわばりがひどくなることもあります。

根本治療は痛み止めや水を抜くことだけではなく、炎症物質を分泌させないようにすることが大切です。軟骨細胞を元気にして骨片を作らないようにし、できてしまった骨片は早く処理されるようにしなければなりません。

痛み止めやコンドロイチン、グルコサミンがよく服用されていますが、それ以外にも良いお薬があります。また軽度のうちなら優れた効果のある筋肉訓練法がありますのでおすすめ致します。膝の悩みでお悩みの方、どうぞお気軽にご相談下さい。

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