中国漢方で元気！

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更年期を快適に（下）

理想の身体は、肝・腎・心・脾・肺という五臓の働きのバランスが取れています。でも、更年期にはそれが崩れ、いろいろなつらい症状が現われてしまいます。

更年期には、主に次の４つの型があります。

●カーッスーッタイプ（肝腎陰虚)

のぼせ、ほてり、発汗、目のかすみ、めまい、耳鳴り、頭痛、手足のしびれ、皮膚のかゆみ、血圧上昇　など

●イライラタイプ（肝気鬱結)

イライラ、頭痛、乳房やお腹が張る、食欲不振、便秘や下痢、喉の異物感、痛むところが不定、目の疲れ　など

●ドキドキタイプ（心腎不交)

動悸、息苦しい、不眠、口が渇く、足腰がだるい、耳鳴り、物忘れ、のぼせ、多汗、血圧不定　など

冷えタイプ（脾腎陽虚)

足腰の冷え、顔色が青い、下痢がち、食欲不振、だるい、めまい、水っぽいおりもの、むくみ　など

あなたはどのタイプでしょう？目先の症状だけにとらわれず、本質的な原因をよくつきとめ、あなたに合った漢方薬を用い早めに対処することで、大きな病気に至らずに済みます。更年期障害は男性にもあります。

ストレスの多い年代とも重なり、やはり色々な症状が出ます。自分に合った漢方薬に出会って、ご夫婦揃って「幸年期」を過ごせますように！

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