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暑い夏を越えたのに、かえって体が不調になり、冷えや痛みを感じている方はありませんか?
夏中、活発に新陳代謝を繰り返した体はエネルギーを消耗しています。また冷たいものの取り過ぎで胃腸の消化吸収力も落ち、腎精の陽気が弱くなって冷えや痛みを感じやすくなっています。膀胱炎になりやすい人、なると治りにくく繰り返しやすい人も腎精が弱っているのです。抗生物質で症状を抑えることと並行して、腎精を補充したいものです。
昔から、夏にウナギを食べると良いといいますが、これは理にかなっています。このような食養生の効果を凝縮し高めた漢方で、腎精をつけ陽気を高めていくと、消化吸収が高まり更に肺・心臓・肝臓などの代謝も高まるのです。
40歳のTさんは、背中がゾクゾクして手足が冷え、食欲不振、微熱、頭痛、肩こりなどに悩んでおられました。この場合、気血を補いさらに腎精を補う漢方薬で素晴らしい効果がありました。
また、60歳を過ぎると腎精が抜けて無理ができなくなってしまいます。
腎精を補充した、冷えや痛みに悩まない体を作りたいものですね。