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加速するコンピュータ社会。長時間ちらつく画面に向かうことで、目も脳も疲れています。これによって起きる症状をVDT症候群と言い、疲れ目・かすみ目・眼痛・頭重・吐き気・不安感・睡眠障害・自律神経失調症などさまざまな不快な症状に苦しめられます。
貧血気味で冷え症の女性は特に症状が激しく出やすく、うつ状態・不妊・流産などにまでつながりかねません。たかが疲れ目ではなく、これは全身に及ぶトラブルなのです。
中国漢方では、“血(けつ)”でものを見ると考え、同じものを長く見続けていると“血”を消耗すると考えます。この“血”は水分のことでもありますから、その不足はドライアイの原因にもなります。
そこで、中から“血”を補う漢方薬の登場です。これはドライアイへの即効性・視力の改善・さらに白内障の進行を遅らせたり緑内障のかたの眼圧の安定に効果があるなど、さまざまな事例が報告されていて、まさに「飲む目薬」と言えるでしょう。
目の疲れはいろいろなつらい症状の源。パソコンに向かう時間を減らしたり、休憩を取り入れたりする他に、「飲む目薬」で予防してはいかがでしょうか。もちろん、パソコンに限らずテレビゲームに夢中の子どもの仮性近視予防や、近くが見えづらくなる年代の老眼予防、そして健康維持のためにもお勧めします。