山一薬局立小路店 

芳子先生の、赤ちゃんがほしい人のための漢方相談

生活情報誌 月刊ぷらざ山口掲載記事

ご懐妊おめでとうございます!!

30代後半のお客様。初めてご相談を受けてから2年半、月2回きちんと基礎体温表を持って来店してくださいました。そのつど、状態をお聞きして把握し、また心に引っかかっているものを吐き出して頂いて心を解放することで、しっかり前向きに希望を持って前進してくださいました。ご主人と一緒に日々の生活リズム、食事、心の軌道修正などを心がけ、漢方をきちんと服用して下さった結果、高温期が続き、めでたく妊娠とわかり、私たちも心から喜んでいます。

初めて来られた時は、病院のホルモン療法がうまく行かず、卵が見えないというところまで追い込まれて、落ち込んで体調も悪く、ひどく無気力な状態でした。頭痛・肩こり・イライラ・むくみ・便秘などかなりの不定愁訴があり、食欲はなく食べたくないとのこと。このような胃腸の状態では体全体が栄養失調で卵巣機能も弱り、良い卵を作ることができませんし、ストレスも受けやすくなり、その結果ますます良い卵が作れず、無排卵・無月経という悪循環に陥ってしまいます。その状態でホルモン療法を続けても、体に負担をかけるばかりで、良い結果は望めません。

遠回りになるようですが、まずはしっかり食事ができる体作りから始めて周期療法に入りました。体が充実してくると不定愁訴も治まって、ママに近づいたふっくらした優しい表情になり、めでたく妊娠!根気よく信じ続けてくださったことが最大の力だと思います。

今は安胎のための漢方を服用していただきながら、安産のためのサポートをしっかりしていきたいと思っています。

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