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33歳のJさんは結婚8年、流産をくり返しながら第1子に恵まれましたが、出産時に大出血というアクシデントに見舞われ、その後1ヶ月近く出血が止まらず、体に相当のダメージを受けてしまいました。
その後、母乳で子育てをしましたが、3年近く生理がなく、やっと来てもおりものシートで間に合うほどの少量でした。この状態では、希望していてもなかなか第2子妊娠には至りませんでした。
出産時の大出血は、悪露がきれいに剥がれず、そこから出血が止まらなかったもので、その手術を受けた後も止血までに1ヶ月近くかかってしまいました。人は、不要なものを排出するにも力が必要です。Jさんは出産時に悪露を排出する力が不足し、さらに血液には止血する力が不足していました。こうした悪条件が重なって血液供給がうまくいかず、子宮周辺の血液の循環も悪くなり、子宮内膜もなかなか厚くなることができず、生理の量も少ないという状態に陥ってしまったのです。
Jさんには、血液量を増やし、血液の質を高めるとともに、女性ホルモンの働きを良くし、子宮・卵巣周辺の血液量を増やす漢方を服用していただきました。かなり時間が必要かと思いましたが、驚くほど早く妊娠の報告が!おめでとうございます。しばらく漢方でサポートしながら、元気な赤ちゃんを無事出産されますようお祈りしています。