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第1子が1歳半から2歳になられ、「そろそろ第2子がほしい」と、妊娠力をアップさせるために来店される方が多くなりました。子育てに忙しい中、きちんと基礎体温を測って持参して下さいます。
まだ授乳中ですと、卵巣の「卵胞を作る方」が抑制され、なかなか本来の生理周期を取り戻すことができません。まずは断乳することが大切です。
また、産後に育児などで体に大きな負担がかかっている方は、基礎的な血液力、体力、気力を高めることが、卵巣力と子宮力を高めることになります。特にお産の時に出血が多かった方や、陣痛微弱でお産に時間がかかった方は、深いところでダメージを受けてしまっています。イライラ、不眠、鬱、無気力、疲れ、髪の脱毛、育児を放棄したいといった心身の症状があったら要注意です。
また、産後に仕事を持ちながら育児や主婦業をこなしている方は、疲れがたまり風邪をひきやすく、また精神的にも追い込まれていることがあります。このような状態では自分の体を守るのが精一杯で、なかなか妊娠に至りません。心が明るく安定し、体も疲れず体調が良くなったということになって初めて、妊娠可能な体ができたと言えるのです。
第1子がなかなか妊娠できなかった方は、わずか1年半ほどで第2子懐妊というケースが多いのですが、これは、第1子の時に基礎力をじっくり高めたおかげなのです。ママの体調が良いということが、妊娠・安胎・安産、そして楽しく充実した子育てにつながります。しっかりと基礎力を整えていきましょう。