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ぷらざ1月号で「40歳での出産」をご紹介したOさんから、再びお便りを頂きました。
長い不妊期間の後、子宝を授けてくださった芳子先生と漢方ですが、今「妊娠・出産がゴールなのではない」ということを、痛切に感じています。
私の場合、高齢で、かつ仕事の復帰も決まっていたため、産後も続けて免疫力を高める漢方を飲んでいるのですが、それがあるから体調を崩すこともなく、子供もおっぱいをたっぷり飲んで、共に元気で日々を過ごせているのだという気がしています。
特に、最近抱えていた問題は、授乳の際の乳首の傷と卒乳でした。芳子先生に相談したところ、傷には漢方の軟膏(紫雲膏)を薦めてくださいました。使用すると数日でかさぶたになり、この即効性には驚きました。卒乳に関しては「すぐに授乳をやめるのではなく、乳腺炎にならないように母乳の量を少しずつ減らして卒乳を目指してはどうか」というご提案を頂き、漢方(炒麦芽)を飲み始めました。母体には乳腺炎の防止、子どもには心の安定を視野に入れた卒乳の提案でした。このように、身体だけでなく心もあわせてみて頂けることは、安心だしとてもありがたいです。
今、産後のことや生理不順で悩んでいる方、「こんなこと相談してもしかたないな」とか「こんなことを相談するのは恥ずかしい」と思われている方こそ、専門家に話してみられることをお勧めします。解決に向けた鍵がもらえて、身体も心も楽になると思いますよ。
長いお付き合いとなったOさん、喜びの声を頂いて感謝しています。これからも、元気にお仕事に復帰され、すこやかな育児が続きますようにお祈りしています。