山一薬局立小路店 

芳子先生の、赤ちゃんがほしい人のための漢方相談

生活情報誌 月刊ぷらざ山口掲載記事

無排卵月経、無月経を乗り越えて おめでとうございます!

30歳を過ぎたYさんは、若い頃に仕事・人間関係によるストレスでうつ病を発症し、自殺未遂まで追い込まれてしまいました。その後何種類かの抗うつ剤を服用しながらも、幸せな結婚をされました。ただ生理の状態は不安定なまま。不妊治療としてホルモン療法にはいることになりました。

クロミッド1錠、hCG注射、自然タイミングを取るところから始まり、人工授精(AIH)を4回試みましたが、なかなか着床に至らず、逆に卵巣過剰刺激症候群(OHSS)を発症。しばらくホルモン治療をお休みすることにしました。今年に入っても生理は順調ではなく、ときどき生理をおこす為のホルモン注射をしていましたが、「卵子が見えない」ということを言われ、また落ち込みがひどくなり、2ケ月の入院となりました。

相談に来られたのは8月の初め。今までのこと、現在の状況をお話しくださり、心が軽くなる漢方から服用を始められました。1ヶ月の服用でかなりの改善が見られ、前向きに考えることが出来るようになりましたし、だるくて仕方なかった体調も良くなり、家事もどんどんこなしていこうと思えるようになったとのことでした。

2ケ月目も同じ処方の漢方を服用。そして服用が終わらないうちに、妊娠の報告をいただきました。

赤ちゃんのためにも心身ともに健康であることを願って、心のケアと共に安胎のための漢方でサポートしていこうと思います。

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