芳子先生の、赤ちゃんがほしい人のための漢方相談
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インフルエンザにかからずに無事出産するために
先日、同じ日に妊娠報告をくださったお二人は無事五ヶ月を過ぎ、つわりも乗り越えられて赤ちゃんはすくすくと育っています。超音波写真では5本の手指まではっきり確認でき、立派な発育ぶりに感動をいただきました。他にも39歳Ｙ様が、三ヶ月足らずの漢方薬服用 で妊娠となり、おめでたい報告うれしい限りです。
しかし巷では新型インフルエンザがじわじわと拡大しつつあり、妊婦さんたちが感染せずに無事に元気な赤ちゃんを出産なさいますようにと願うばかりです。
妊婦さんの体は「胎児」という「異物」を排除しないよう、免疫を抑えた状態にあるため、新型インフルエンザに限らず、感染に弱いといわれています。米国内の新型インフルエンザによる死者は45名で、うち6名が妊婦でした。
薬による予防や治療も有効ですが「私には感染に対抗する力がある」ということも、もっと認識しましょう。あなたの60兆個の細胞一つ一つに、細菌やウイルスにすばやく対応できるセンサーが備わっています。これらＴＬＲなどのセンサーが働いて抗菌・抗ウイルス物質を分泌し、さらにリンパ球など次の免疫細胞を動かす起爆剤にもなります。
センサーをすばやく起動できるよう体調を整えておけば、感染しても発病せずにすんだり、軽症で回復することができます。赤ちゃんが元気にしっかり育つよう、日々の生活を心がけたいものです。
センサーを鋭敏にする生活や食事など、ご相談の時にご指導いたします。妊婦さんに限らず免疫力に不安をお持ちの方、お気軽にご来店下さい。