山一薬局立小路店 

芳子先生の、赤ちゃんがほしい人のための漢方相談

生活情報誌 月刊ぷらざ山口掲載記事

チョコレート嚢腫を乗りこえて無事元気な女の子を出産!

Yさんはもともと胃腸がとても弱く、食欲がありませんでした。そのため、寒がり・冷え症・風邪を引きやすい・立ちくらみ・むくみ・体が重だるい・肩こり・激しい生理痛など、たくさんの症状に悩まされていました。つまり、食が細いことが血液の栄養失調を生み、その血液が体を巡ることで全身が栄養失調になり、不調の問屋のようになってしまったのです。

そして子宮内膜症によりチョコレート嚢腫が悪化し、炎症反応の数値であるCA‐125も基準値を遥かに超えて、手術を受けられましたが、それも3ヶ月後には再発。左右の卵巣にチョコレート嚢腫が肥大していたので、真剣な姿勢をもって漢方薬の服用を始められました。

まずは食欲が出るよう、そして漢方薬の吸収を高めるためにも胃腸を丈夫にする漢方薬、そして卵巣のまわりにある異常な細胞を認識して処理する能力を高める漢方薬、全身の微小血管の血流を改善する漢方薬を服用していただきました。

服用を続けるうちに美味しく食事がとれるようになり、上記の症状はスーッと消えていきました。そして、まだ卵巣の腫れはあるものの、妊娠が確認されました。妊娠は、卵巣を休ませることができる最良のお薬でもあります。妊娠4カ月の頃、胎のうのあたりに血栓があるというトラブルが発生しましたが、これも漢方薬の対応で改善が見られ、無事に元気な女の子を出産!先日来店され、かわいい赤ちゃんを抱かせていただきました。ご自分の体と真剣に取り組まれた結果、全身の体調が良くなって、出産まで至られ、心からお祝い申し上げたいと思います。

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