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西洋医学では、さまざまな検査で「妊娠できない原因」を探り、治療をおこないます。排卵がない、卵管が詰まっている、子宮筋腫や子宮内膜症があるなど、妊娠を妨げるはっきりとした原因がある場合は、まずその治療を一番に考えなければなりません。しかし、不妊を訴える人の2~3割は、いくら検査しても具体的な原因がわからないケースです。
このような「子宮や卵巣には特に異常がないのに妊娠しない」、「西洋医学の治療をおこなっても妊娠しない」という場合、漢方による不妊治療が有効です。
つまり、母体を妊娠しやすい環境に整え、元気な赤ちゃんを産むための「体づくり」をおこなうのは、漢方による不妊治療なのです。
体と心に負担をかけずに体全体のコンディションを整え、その人に備わっている「妊娠する力」を最大限に引き出すのが特徴です。
排卵誘発剤やホルモン治療を続けると、血の巡りが悪い「瘀血」になったり、卵巣に負担がかかって「腎虚」になる傾向がありますが、漢方を併用することでそのような副作用を和らげ、妊娠の成功率を高めることができます。
西洋医学と漢方の双方の良さを知り、あなたが持っている体のパワーを助けましょう。待望の妊娠と安胎、そして元気な赤ちゃんを胸に抱かれる日が来ますように私たちも応援します。