山一薬局立小路店 

芳子先生の、赤ちゃんがほしい人のための漢方相談

生活情報誌 月刊ぷらざ山口掲載記事

不育症から救われて(下)

ぷらざ

不妊や不育の治療といっても、まずは体作りということですね。

Nさん

そうです。私にはその認識がありませんでした。妊娠に関することだけでなく、体全体を改善しなくしてはいけなかったんです。初めて楽な夏を過ごしたのち、秋に周期療法(生理周期に合わせて漢方を飲み分ける)を開始したところ、12月に妊娠がわかりました。

それは嬉しかったですね!

でもまた無事に育つか不安で…病院で心拍を確認した時は感激でした。上の子も「今度は途中で神様のところにいかないよね?」って心待ちにしてくれて。

あとは順調だったのですか?

はい。しかも出産の時は赤ちゃんが自分の力で産まれ出てくるすごいパワーを感じました。助産師さんに「飛び出て来そう」と言われたくらい(笑)

産後はいかがですか?

母子ともに元気元気!子供は肌もきれいで落ちついたよく笑う子ですし、私もとても体調が良く、育児を楽しんでいます。漢方薬はずっと続けています。漢方は、その時だけの治療薬ではなく、生活の質をずっと応援してくれるパートナーになりました。

これからもお元気で子育てして下さい。

不育に悩んでいた時は、出産がゴールのような気がしていましたが、実はそれからが育児のスタート。母子共に健やかでいられるように頑張ります。

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