芳子先生の、赤ちゃんがほしい人のための漢方相談

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二度の流産を乗り越えて

二度の流産を経験され、相談に来られた33歳のKさん。

色々なお話や基礎体温表から、Kさんにはいくつかの問題が見つかりました。

１つは生理周期が短いこと。

２つ目は卵胞が成熟する前に排卵してしまっているため、排卵がスムーズでないこと。

３つ目に、当然高温期の上がりが悪く、短いこと。

これらを一つ一つ改善するべく漢方薬を服用して頂くと、きれいな基礎体温表が維持できるようになり、めでたく妊娠されました。

ところがその後、今度は二度の流産の原因にもなった症状が現れました。胎のうが充血して出血し、体温が高く、のぼせがひどいという「免疫過剰反応」です。そこで今度は、これに対応する漢方薬を服用して頂きますと、過剰反応も治まり出血も落ち着きました。

また、激しいつわりもありましたが、食べられない時はつわりに対応した漢方薬を服用していただき、現在は安定して30週目を迎えていらっしゃいます。

はじめての赤ちゃんの、無事のご出産を祈念しております。

不妊や流産癖でお悩みの方、漢方の処方はお一人ずつ異なります。どうぞお気軽にご相談にいらしてくださいね。