山一薬局立小路店 

芳子先生の、赤ちゃんがほしい人のための漢方相談

生活情報誌 月刊ぷらざ山口掲載記事

周期療法で自然な妊娠を!

不妊治療というと排卵誘発剤や体外受精を思い浮かべる方が多いでしょう。中国漢方ではこのような治療の有効率を高める中成医結合も大切に考えて、妊娠の過程全体を支える基本的な改善に注目します。

この、女性の生理周期を大切にして自然で穏やかな妊娠をめざすlことを「周期療法」と呼びます。

女性の生理周期は大きく4つに分かれており、その時々に適した漢方薬が、機能の正常化を助けます。

◆月経期(第1~5日)

活血薬+理気薬で、赤ちゃんのお部屋(子宮)をきれいにお掃除!=排出をスムーズに完全にします。

◆卵胞期(第6~12日)

 補血薬+滋陰薬で、赤ちゃんの卵を育てるためのベッド作り!=子宮内膜の回復と卵胞の成熟を助けます。

◆排卵期(第13~15日)

活血薬+理気薬で、赤ちゃんの卵を迎え、赤ちゃんのお部屋をウォームアップ!=排卵を促し黄体期につなげます。

◆黄体期(第16~28日)

補陽薬で、栄養いっぱいの子宮ミルクを蓄えて準備OKに!=受精卵を着床・養育できる態勢を整えます。

妊娠しない場合は次の月経を楽にします。

不妊でお悩みの方は、ぜひご相談下さい。

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